高品質めっき加工の三鷹金属化工所:三鷹金属化工所は 公害の防止につとめ、電機、機械、電子部品の高品質めっき加工を行っています。 自社研究設備をそなえ、他社の追随を許さない画期的な新技術の開発は、三鷹・上田の両工場で実用化されています。
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高耐食性ニッケル-クロムめっきシステム

2010年7月28日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

自動車の装飾ニッケル-クロムめっきの工程は、1950年代の光沢ニッケルめっきの工業化により、大幅に合理化されて、全自動化が可能になりました。
従来は、無光沢ニッケルめっき後に研磨工程が必要でした。
しかしながら、光沢ニッケルめっきは、一次光沢材成分の硫黄をめっき中に含むために、工業地帯や海岸地域などの腐食の酷烈な屋外環境では以前の無光沢ニッケルめっきより耐食性に劣ることが明らかになりました。

各自動車メーカーは、外装部品用ニッケルクロームめっきの耐食性改善を探求し、その結果、高耐食性ニッケル-クロムめっきを開発したのです。

現在の自動車外装部品への装飾クロムめっきには、この高耐食性ニッケル-クロムめっきシステムが使用されています。
 

クロムめっきの特徴

2010年7月21日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

無水クロム酸を使用するクロムめっきが実用化されたのは昭和にに入ってからのことで、銅めっきやニッケルめっきに比べるとまだ歴史が新しいのです。
 
クロムめっきの特徴には以下のようなものがあります。
     
  • 青みがかった美しい銀白色の色調をもち、変色することなく、美しい色調を維持することができる
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  • めっきの中ではもっとも硬くHv800~1000の硬さをもっている
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  • 6価クロムめっきと3価クロムめっきがあり、現在は6価クロムめっきが主流
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  • 6価クロムめっきは、アノードにはクロム金属を使用せず、鉛合金の不溶性陽極を使用する
 

ニッケルめっきの特徴

2010年7月16日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

ステンレスカラーのニッケルめっきは、強靭で耐食性に優れた性質を持っています。鉄鋼、銅合金、亜鉛合金、アルミニウム合金などの素材上にめっきして装飾や防食の効果があります。
 
ニッケルめっきは、どのようなものに使われているかご紹介します。  
     
  • 【装飾・防食めっき】OA機器機構部品や医療機器部品、雑貨製品など
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  • 【クロムめっきの下地めっき】自動車外装部品や浴室・トイレなどの水洗金具へのめっき
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  • 【木金属めっきの下地めっき】ニッケルは白色系外観ですので光沢ニッケルめっき上に金や銀、ロジウムなどの薄い貴金属めっきを行います
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  • 【コネクタ用めっきの拡散防止層】銅上に直接金めっきをしますと、銅が表面に拡散して酸化し接触抵抗が増してしまうので、ニッケル下地めっきにより拡散を防止します。
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  • 【CD・DVDなどの量産用スタンパーの電鋳】表面おうとつの複写にニッケル電鋳が行われます。応力の低いスルファミン酸ニッケル浴が使用されます
 

銅めっきの用途

2010年7月 7日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

銅は皆さんご存知のとおり、赤い色調をもつ金属です。
電気伝導性と熱伝導性に優れ、ある程度の強度と耐食性があります。
身近なところでは10円玉の素材です。ちなみに100円玉はニッケル合金です。
 
銅は10円硬貨以外には、どのようなものに使われているかご紹介します。  
     
  • 【下地めっき】シアン化銅めっきの密着性や、電導性を活かして他の金属めっきの下地めっきとして利用されます。 
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  • 【銅箔の製造】銅張積層板(プリント配線板の原材料)に使用される銅箔は、硫酸銅めっきで製造されます。
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  • 【プリント配線板(スルーホール・ビアホールめっき)】【半導体回路の銅ダマシンめっき】電気・電子回路には電導性と物性、レベリング性能のより硫酸銅めっきが使用されます。
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  • 【グラビア印刷用厚づけ銅めっき】銅めっき面に写真印刷してからエッチングによっておうとつをつくり、硬質クロムめっきをした後にグラビア印刷に使用します。
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  • 【浸炭防止のための部分めっき】鉄合金機構部品の一部を表面硬化する場合に、不要部分を銅めっき被覆して露出部分を浸炭処理します。
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  • 【フライパン底部への厚付け銅めっき】フライパン底部に銅めっきして熱伝導性を与えます。
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  • 【電鋳】導波管、電鋳スタンパー、電鋳マスクなどの製造
 

めっきの前処理

2010年7月 1日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

めっきする素材の表面には、様々な汚れや異物が付着していて、金属表面も酸化しています。
なのでめっきをする前にはこれらの異物や酸化膜を除去する必要があります。

表面をきれいにすることで密着のよい健全なめっき膜を得ることができるのです。
前処理は金属だけではなく、プラスチックやセラミックも行います。

基本行程は、表面の油性汚れを取る≫酸化膜を取る≫水でゆすぐ です。
実際は、材質や形状によって複雑な前処理が必要になり、予備洗浄、アルカリ浸漬脱脂、電解脱脂、酸浸漬、純水洗、乾燥などの作業があります。

「汚れ」と言ってもいろいろあって、機械油、防錆油、けん化油など、汚れの種類に合わせて洗浄することが必要です。
 

無電解めっき装置

2010年6月23日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

無電解めっきでは、その名のとおり給電の必要がありませんので、品物はステンレス製の引っかけで支持するか、バスケットに入れてめっき液の中に浸漬するだけです。

無電解めっき装置のめっき槽にはステンレス鋼を使用します。
ステンレス槽の表面には、めっきが付かないようにする為に、50パーセント硝酸溶液で表面を酸化させて、不動態化する必要があり、このことを「パッシベート処理」と言います。

通常はすべての作業が終わった段階で、めっき液を予備槽に移して空にした後、希硝酸を張って析出したニッケルを溶解し、ステンレス表面を不動態化します。
その後に硝酸を元に戻して、よく水洗いをしてからめっき液を戻します。

めっき液の加熱は、小規模ならば電熱ヒーターでも可能ですが、大規模の場合には蒸気コイルで加熱します。
 

連続めっき

2010年6月16日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

巻き取ったワイヤやフープ材などの連続部品をめっきするには、連続めっき装置を使用します。

「リール・ツー・リール方式」とよばれるめっき装置は、一方のリールに巻かれた素材をめっき装置に供給(前処理≫水洗い≫めっき処理≫水洗い≫乾燥)し、めっきの完了した製品は連続的にもう一方のリールに巻かれます。
カセットテープをイメージしていただくとわかりやすいでしょうか。

ワイヤは全面めっきしますが、コネクターやリードフレームには部分めっきを行うことが多いです。
 

バレルめっき

2010年6月 8日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

自動車のバンパーのような品物は引っかけを使用してめっきしますが、ボルトやナット、ピン、ボタンのような小型部品をめっきするには、バレルめっき装置を使用します。

バレル本体は塩化ビニール、ポリプロピレンもしくはアクリル樹脂製で、表面に小さな品物が落下しないようにめっき液が出入りできるような穴がたくさん開いています。

バレルを使用してめっきする場合は、部品に均等にめっきするために回転しながらめっき処理を行います。
通電は給電リードの先端を中に差し込むことによって行われます。
 

引っかけめっき

2010年5月26日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

電気めっき方式の設置タイプである「引っかけめっき」についてご紹介します。
「引っかけ」は、ラック、ジグ、ハンガー、釣り具、タコなどの別名称がありますが、品物に電流を供給するための道具です。
中心の同の親骨から小骨に分岐し、先端はステンレス製のフックで品物に接します。
 
品物と接触する先端のフックだけを露出させ、他はすべて塩ビゾルコーティングで絶縁されています。
引っかけの向きや間隔は、電流分布に影響しますので、設計がとても重要になってきます。
 

めっき可能なプラスチック材料

2010年5月18日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

プラスチックめっきされている樹脂材料のほとんどがABS樹脂です。
理由は、もっともめっき処理しやすいということと、密着性のよいめっきが得られるということです。
現在めっき可能なプラスチック材料には、以下のようなものがあります。
 
  • ABS樹脂:成形性に優れ、もっともめっきしやすい樹脂です。実際には各種グレードがあって、適しているものがめっきグレードとして供給されます。
  • ABS樹脂+PC:ABS樹脂にPC(ポリカーボネート)をブレンドしたもので、ABS樹脂より耐熱性と機械的強度に優れますが、めっき処理には技術を要します。
  • ポリプロピレン(PP):ポリバケツなどに使用される安価な樹脂です。
  • ポリフェニレンオキサイド(PPO):耐熱性を有するポリエーテル樹脂で、キシレノールを銅触媒で酸化重合して得られる熱可塑性樹脂です。
  • ポリスルフォン(PSF):スルホニル基を含む繰り返し構造を持った合成高分子化合物で、多くの合成高分子化合物と同じく疎水性です。
  • ポリカーボネート(PC):CDなどの成形に使用される透明な樹脂です。
  • ポリアセタール(POM):機械的性質が極めて優れていて、引張り、曲げ強さが大きく、強靭で優れた弾性を持っています。 摩擦係数が少なく、耐磨耗性にすぐれているため機構部品としてよく使用されます。
  • ポリアミド(PA):アミド結合によって多数のモノマーが結合してできたポリマーで、一般に脂肪族骨格を含むポリアミドをナイロン(Nylon)と呼びます。
 
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