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電気でめっきする
2009年1月 6日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
電気めっきは、めっき浴中にめっきしたい製品を陰極し、めっきする金属を陽極にして電気エネルギーにより溶液中の金属イオンを金属として、還元する方法です。
めっき浴には金属イオンの供給源、電気伝導性を付与する薬品、phの緩衝剤、陽極溶解剤などを目的で薬品を混合しています。
また、めっき表面の外観に光沢を付与する目的で光沢剤、半光沢の外観を得る目的で半光沢剤、表面の平滑性を向上する目的でレべリング剤、ピットを防止する目的でピット防止剤などが用いられています。
電気めっきは、銅→ニッケル→クロムめっきや金、銀めっき、スズ‐鉛合金めっき、ニッケル/テフロン複合めっきなども行っています。
ぴかぴかのめっき
2009年1月 6日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
ぴかぴかのめっきは、装飾性めっきを指します。装飾用めっきは鉄素材に、銅→ニッケル→クロムめっき、あるいはニッケル→クロムめっきを施します。これは装飾を目的とするめっき方法になります。
最外層がクロムめっきであるものが、自動車のフロントグリル、バンパー、ドアーのとってなどに用いられ、家電製品などにも多く用いられています。また、イヤリングやネックレスなどの装身具には、最外層が金めっきであるものが多く見られます。鉄素材にこれらのめっきを行う目的は耐食性の向上にもあります。
鉄素材の上に直接金めっきした場合、金のピンホールを通じて、局部電気作用により鉄の腐食が加速されます。それを防止するために下地めっきを施すのです。
【下地めっきの役割】
1.素材表面を平滑にする。
2.上層のめっきと素材との電位差を緩和させる働きをする。
最近はクロムめっきの色調が飽きられ、新しい外観のめっきが要望されるようになってきました。
ぴかぴかの光沢より、渋い色調が好まれるようになったことにより、最外層と下地めっきの間の中間めっきに注目が集まり多彩になってきました。
自動車部品、弱電子品、家内装飾品などでは、中間層と最外層をうまく組み合わせ多彩な外観を得る方法が用いられています。
なぜ、めっきするのか?
2009年1月 5日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
昔からの重要な目的として、美しくしたいという事がまず挙げられます。王様や王女の冠などにも施されているのがいい例ですね。
美しく仕上げる為、金めっき、銀めっきなどが使われます。
そして錆びつかせないというのも重要な役目となります。
錆びてしまうとその材料はもろくなり、ボロボロになってしまいます。そうならないようにめっきをして、錆びつかせず材料の寿命を飛躍的に伸ばすことになるのです。
他には、めっきをすることによって表面を硬くしたり、光に反射させたり、電気が流れるようにしたり、熱特性を持たせるなど、機能を持たせたりもできます。
一言で「めっき」といっても、様々な役割があるのです。
めっきの適用範囲
2009年1月 5日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
めっきは大きな製品から、小さな製品まで出来ます。
大型の製品として、直径3メートルくらいの製紙用ロールにクロムめっきしたり、自動車用亜鉛めっき鋼板に連続めっきによる亜鉛めっきをします。
特徴としては耐摩耗性の付与、硬さを硬くする、耐食性の向上などが挙げられます。
中型の製品には、自転車のハンドルや水栓金具などにニッケル-クロムめっきされます。
特徴としては装飾性と耐食性の向上、耐摩耗性の向上などが挙げられます。
小型の製品には、ボルト・ナットや電気製品のツマミなどに亜鉛めっき+クロメート処理やニッケル-合金めっきされます。
特徴としては耐食性の向上、美観の付与、防汚性などが挙げられます。
微細品の製品は、0.1ミクロンくらいのナイロン球の粉末に銀めっきし、化粧品などに応用されたり、ポリステレン樹脂球へ銅めっきしたりします。
特徴としては化粧品のクリームに入れ、紫外線を防止したり、はんだ付け性、導電性の付与をします。
めっきのルーツ
2008年12月24日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
めっきは、メソポタミヤ北部で、紀元前1500年ころからすでに行われていて、鉄器にスズめっき技術が用いられていたといいます。
古代エジプト、中国、日本の古墳時代の出土品には、貴金属を用いた装飾品が多く見られます。
これは、すべて金アマルガム法(金と水銀の合金)によってめっきされたものです。
日本の東大寺の大仏に金アマルガム法でめっきされたものが最大規模といいます。
東大寺要録には、金146kg、水銀820kg使用して、金アマルガムを大仏に塗布して、大仏を過熱し、水銀を蒸発させて黄金の大仏を作成しました。
水銀蒸発による公害のため、無数の人々が犠牲になったと推測されます。
現在のめっきは、18世紀から19世紀に電気化学上の多くの発見がされ、発展していったといわれています。
1800年には、イタリヤの物理学者ボルタにより、ボルタ電気が発明され、1833年にはフェラデーによりフェラデーの法則が見出され、エルキントンにより浸漬法による金めっきが開発されました。
「めっき」は何語
2008年12月24日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
めっきの事をよくメッキと記されているので外来語と思っている人も多いのではないでしょうか?
しかしめっきはれっきとした日本語です。
金を滅する → めっきん → めっき
めっきを辞典で調べると・・・
1.金属の表面に、金、銀、クロム、ニッケルなどの薄い層をかぶせること、またはかぶせた物
2.中身の悪いものを隠すため、表面をかざること、また、そのもの。てんぷら。
と記述されています。
「1」の説明は現時点では間違いです。めっきはプラスチックやセラミックス、ガラス、繊維などにもめっきされています。
「2」の説明は完璧な間違いです。
めっきは中身の悪いものを隠すものではありません。
また、めっきがはげるというのも間違いです。
現在行われているめっきははがそうと思っても容易にはがれないくらい密着性に優れています。
なぜ錆びるのでしょうか?
2008年12月24日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
金属(鉄・銅・アルミニウム)はなぜ錆びるのでしょうか?
それは大気中の酸素や水と作用することによって、表面が変化したからです。
自然に産出する金属の大部分は単体として存在していません。
多くが酸化鉱物や硫化鉱物、ケイ酸塩鉱物などの"錆びた状態"として産出されます。
自然環境において金属が錆びているのは、錆びた状態の方が金属が安定な状態にあるからです。
それは単体として存在するよりも、化合物として存在するほうがエネルギー的に安定するからになります。
金は鉄と違って水や空気に対して極めて安定した状態であるので、錆びにくいのです。



