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プラスチックめっき
2010年5月13日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
プラスチックめっき工業の発展は、1962年に米国でABS(ポリアクリルニトリル)樹脂が工業化されたのがきっかけになりました。
ABS樹脂は、AS母体の中に微細なポリブタジエン粒子が分散した構造の三元ポリマーで、射出成形性、寸法安定性、耐衝撃性にすぐれた性質をもつ上に、クロム酸/中酸溶液でエッチング後、無電解めっき、電気めっきすることにより、密着性と耐久性のよいめっき部品が得られます。
日本で実際にABSめっき部品が量産されるようになったのは、東京オリンピックが開催された1964年以降のことです。それからは、自動車、家電のめっき部分として重要な役割を果たすようになりました。
めっきの歴史
2010年5月 6日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ

めっきの歴史はとても古くて、紀元前2000年頃にメソポタミア地方で行われていたスズめっきが始まりとされています。
また、紀元前700年~250年頃、騎馬民族による動物意匠の美術工芸品がつくられ、その地方からは多数出土されています。
それらの多くは青銅の表面に水銀のアマルガムで金めっき加工されたものです。水銀は常温で唯一液体の金属で、金を溶解(アマルガム)する性質を持っていて、あたかも金が滅してしまうようにみられる(滅金)ことから「めっき」と呼ばれるようになってきました。
日本では588年頃、飛鳥寺の大仏、さらには752年に東大寺の大仏が、大量の金を水銀に溶かして青銅の大仏に塗り、たいまつであぶって水銀を飛ばし、金で覆われた大仏像が作られたと伝えられています。
無電解銅めっき
2010年4月28日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
無電解銅めっきは、主にプラスチック、セラミックスなど非電動性素材の上へのめっきに用いられます。
特に、電子部品関連ではプリント配線板に多く利用されています。
ロシェル塩を錯化剤とした薄付け浴はスルーホールめっきにおける電気銅めっきの下地導電化処理に、EDTAを錯化材とした厚付けタイプの無電解銅めっきは、必要とする配線回路導体層の形成を行うアディティブ法によるプリント配線板に利用されています。
無電解銅めっきの析出速度は、電気銅めっきに比べると遅く、皮膜の物性、特に機械的特性は、電気めっきの銅に比べて劣ります。
また、最近では電磁場シールドを目的にする無電解銅めっきも電子機器などのシールドに用いられるようになってきました。
この目的には、厚付けタイプの無電解銅めっきが用いられています。
半光沢スズめっき
2010年4月21日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
半光沢スズめっきは、光沢スズめっきに比べてウイスカが出にくく、鉛フリーはんだ代替めっきとして半光沢スズが使用されます。
酸性スズめっき浴としては、硫酸浴とメタンスルホン酸浴が使用されています。
硫酸浴からのめっきは添加剤なしでは、樹枝状のめっきとなり、良好な皮膜が得られません。ベータ-ナフトール、クレゾールスルホン酸などの芳香族有機化合物やゼラチンを併用することにより、均一なめっき皮膜が得られます。
これらの添加剤の作用としては、ゼラチンは皮膜の均一化の補助作用、クレゾールスルホン酸は結晶の微細化、ベータ-ナフトールは電流密度範囲の拡大と被覆力を向上させます。
小物へのめっき法
2010年4月14日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
ボルトやナットなどの小物にめっきをする場合は「バレルめっき」と呼ばれる方法でめっきされることが多いです。
「バレルめっき」とは樽のような装置の中で、回転させたり揺らすなどしてめっきする方法のことです。バレルの種類は、回転バレルや揺動バレル、傾斜バレル、両側開口バレルなどがあり、めっきする製品の形状によって選択します。
バレルめっきの利点は、ラック掛けが困難な製品にめっきできることです。また、棒状や筒状の製品も一度に大量処理することも可能です。ラック跡が製品に残らない利点もあります。
ボルト、ナットなどは亜鉛めっきされ、電子部品関連には、銅めっき、ニッケルめっき、スズめっき、銀めっきなどが多く用いられます。
銅素材へのめっき
2010年4月 7日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
銅は電気伝導性がとてもよく、加工性に富んでいます。また、磁性がないなど優れた性質があるので電子部品用素材などに多く使用されています。
銅合金のなかでも代表的な黄銅は、古くからめっき用素材として時計、カメラ部品、歯車、バルブ、スピンドリルなどに用いられています。
また、接点などには、ばね特性の優れたベリリウム銅が使用されています。
銅、及び銅合金は比較的めっきしやすい金属ですが、合金の種類によっては前処理に注意が必要です。
とくに、油脂類が付着して長期間経過した素材は、銅及び銅合金上に金属石けんが生成し、この形成された金属石けんはシアン化合物でないと、完全に除去できないため、シアン化銅ストライクめっきが銅合金に対して主に使用されます。
無電解ニッケルめっき
2010年3月31日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
無電解ニッケルめっきは、年々増加の傾向にあります。その主な理由は、
- 電気めっきと異なり、電流分布の影響が無く、複雑な形の部品にも均一にめっきすることが可能。
- 非伝導性の素材であるプラスチックやセラミックス、その他様々な金属素材にまでめっきすることが可能。
- めっき皮膜中には館現在に起因するりんやほう素などが共析し、非晶質構造となることで耐食性が向上。さらに磁性が無くなることなどを目的とする機能を有する皮膜を得ることが可能。
このように電子部品をはじめとして、機能的分野で幅広く使われています。
鉛フリーのめっき
2010年3月24日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
プリント配線板に搭載する電子部品には、スズ-鉛合金めっきであるはんだめっきが様々な部品に適用されてます。
はんだの付き具合を向上するのが目的ですが、鉛がRoHS規格にひっかかるため、鉛フリーのはんだ代替めっきが開発されています。
代替として、純スズめっき、スズ-ビスマス合金めっき、スズ-銅合金めっき、スズ-銀合金めっきなどが開発されています。リードフレームはほとんどがスズ-ビスマス合金。チップ抵抗、チップコンデンサなどの受動部品は純スズめっきが多く行われています。コネクタはスズ-銅合金めっきが多く行われてましたが、最近では純スズめっきを再溶融させて用いられるようになりました。
スズめっき
2010年3月17日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
スズめっきは、白色の優れた光沢があり、はんだ付け性も優れているので、電子部品には多く使用されています。
スズめっき浴は酸性浴と中性浴とアルカリ性浴があり、酸性浴には、硫酸浴、メタンスルホン酸浴、ホウフッ化物浴があります。
チップ抵抗のようなセラミック素材にめっきする場合には、中性浴のスズめっきが用いられています。
一方、アルカリ性浴は、スズ酸ナトリウムを使うナトリウム浴と、スズ酸カリウムを使用するカリウム浴があります。いずれも皮膜が柔軟なので、圧着端子のように、めっき後折り曲げて使用するものをめっきするのに適しています。液の安定性、操作条件、めっき速度、外観などの点で、カリウム浴の方が優れているので、最近ではカリウム浴が使用されるようになってきました。
スズめっきは、スズ-鉛合金めっきに代わる鉛フリーのめっきとして、管理がしやすいので増加しています。
鉄を守るめっき
2010年3月10日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 | 個別ページ
鉄鋼材料はさびやすいことが最大の欠点です。
さびの発生は、商品価値を落とすことになり、機械器具や装置及び構造物などの性能低下あるいは寿命を短くしますので、大きな経済損失となります。
防食用のめっきとしては、亜鉛めっきが一般に用いられています。
亜鉛めっきは鉄に対して自己犠牲作用が働き、亜鉛自らが溶解し、鉄の腐食を抑制する働きをします。
しかし、亜鉛めっき表面は大気中で比較的早く白さびが発生します。
このための防止策として、亜鉛めっき後にクロメート処理との相乗効果により、白寂の発生と亜鉛の溶解を抑制し、長時間にわたり、素地の鉄の腐食を防ぐ働きをします。



