高品質めっき加工の三鷹金属化工所:三鷹金属化工所は 公害の防止につとめ、電機、機械、電子部品の高品質めっき加工を行っています。 自社研究設備をそなえ、他社の追随を許さない画期的な新技術の開発は、三鷹・上田の両工場で実用化されています。
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環境に配慮した六価クロム対策

2009年11月25日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

めっきROHS、ELVでも、六価クロムが規制されています。
当初、ELVでは、2007年7月からクロム全廃としていましたが、ROHSと同様1000ppmまで含まれてもよいということになりました。
 
六価クロムは、多方面に使用されています。
無水クロム酸のように安価でかつ優れた性能を持つ代替薬品がなかなかみつからない状態なのです。

六価クロムはなぜ使われるの?

  • 安価で耐食性の優れた化学皮膜が得られる
  • 三価クロムより、六価クロム浴から得られるクロムめっき耐食性、耐摩耗性に優れている
  • プラスチックのエッチング液は再生ができる(三価になった分を電解で六価にすることができる)
 

なぜ1000ppmなのか?

  • ROHSやELVで皮膜中の六価クロムが1000ppmまでと規制されている
  • 六価クロムが含まれているかどうかは製品を10分間沸騰水中におき、その溶液の六価クロムをジフェニールカンバシッド法で分析する
 

六価クロムの使用状況

  • 亜鉛めっきのクロメート処理→三価クロムの化学処理
  • 装飾用クロムめっき→三価クロムめっき浴
  • プラスチック上へのめっきのエッチング液→よい代替技術がない
  • 工業用クロムめっき→よい代替技術がない→開発困難
 
 

外観のみで判断してはダメ

2009年11月18日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

装飾めっきの判定基準の第一位は外観ですが、機能的なめっきでも外観で判断される場合があります。
 
めっきを発注するメーカーの担当者がめっきのことをよく分かってなく、外観だけで判断してしまうこともよくあります。
しかし、過度の光沢を持たせためっき皮膜は物性がよくありません。
過度の光沢により、割れやすくなったり、耐食性がよくなかったりと欠点が多いです。
 
こうならないように、めっきする製品を設計するときの注意事項を挙げていきましょう。
 
  • ラックを使ってめっきするときはラック跡が残りますのでラックに引っ掛けやすい形状に設計しましょう。
    亜鉛めっきなら穴をあけると効率があがります。
  • めっきする製品がカップ状だと、めっき液の持ち出しが多く、めっき時に発生するガスが抜けず、めっきがつきにくくなりますので、液抜きガス抜きの穴をあけましょう。
  • 製品の一部に極端な突起があると、電気めっきの場合、先端部分に電流が集中してめっきの厚さが極端に厚くなり不均一になってしまいます。
  • スポット溶接、はめあい、合わせ目、折り返しのあるものは隙間部分にめっき液が浸入して腐食の原因になります。避けるのが賢明です。
  • めっき素材で異種のもの(例:鉄と黄銅、ステンレスとアルミニウムなど)を使用するとめっきが難しくなり、不良の原因になります。異種の金属は避けましょう。
外観

 

精密電鋳とは

2009年9月11日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

航空機部品電鋳とは、めっき皮膜を厚くつけた後、素材から析出させた皮膜をはく離し、そのはく離した皮膜を利用する方法の事をいいます。
大変精密に素材の凹凸を転写できるので、多くの分野で活用されています。
ビデオディスクの成形用のスタンバ、金属スクリーン、精密な金型、電気かみそりの刃などに応用されていて、めっきを利用した物作りです。

電鋳の特長

● 木目、皮膜様など繊細な凹凸を正確に転写
● 円筒形、中空部品など継ぎ目なし形状で制作
● 仏具、美術工芸品など精密に複製できる
 

欠点

● 製造に時間がかかる
● 厚さを均一にしにくい
● めっき皮膜の応力が問題
 

用途

● めっき皮膜を厚くつけ素材から析出させた皮膜をはく離して、そのはく離した皮膜を利用するため、精密に素材の凹凸が転写できる
● 精密部品、小型微細部品の製作に応用
● 航空機部品、原子力開発部品、マイクロマシン分野で重要
 
 

めっきの今後「積極的な技術開発」

2009年9月 3日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

技術開発めっきを発注する企業の海外展開は海外生産されたものをそのまま調達することにより、めっきの需要は確実に減少していて、特にニッケル-クロムの装飾めっきはとりわけ減少が著しい。
 
この打開策としては、「生きる道は新しい技術開発だけ」ということであり、これはめっきを含め多くの下請け中小企業の認識でしょう。
 
技術開発をしないと、新しい仕事に対応できないため、会社を変えることができません。 この結果廃業に陥ります。ジリ貧になっている工場が大都市近郊の廃業するめっき専業者のパターンなのです。

めっき業の新しい技術開発とは、客先のニーズに対応できることでしょう。
もっと、平たく言えば依頼されたサンプルづけの中に次の核となる仕事を含んでいくということです。
 

ニーズに対応した技術開発するためには

技術内容のわかった営業員をおき、ニーズ発掘する
ニーズに対して、迅速に研究開発する
あらゆるめっきに対応できるようにする
年間売上の10%は新しく開発した製品で占めることができるようにする  
 
 

これからのめっき技術は徹底した品質管理

2009年8月29日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

品質管理近年、アメリカ製造業が復活してきているのは、日本の品質管理手法を取り入れ、さらに優れた品質管理システムを構築できたからでしょう。
これにより、日本の製造業が巻き返しを図るには、より一層品質の厳しいものを提供していかなければならないでしょう。
めっき業の技術は突き詰めれば、品質管理技術です。
 
徹底した品質管理を行っているめっき専業者は付加価値が高く、適当なめっき製品を扱っていれば付加価値が低くなるのは当然の事です。
 
これから、品質管理のグレードが上がれば上がるほど、付加価値が高くなり、品質管理できない工場は受注できなくなるのは当然の結果になると考えなければいけないでしょう。

 

これからの品質管理

誰がめっきしても不良を作らないシステムを構築する。
めっき液などの処理液の濃度を一定にする。
徹底した品質管理を行えば付加価値は自然と上がる。
管理技術を高くすれば仕事は集中する。
めっき業は「管理技術を買ってもらうサービス業」と認識する。
 

精密加工のめっき

2009年8月25日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

めっきめっきは精密加工技術として用いられていますが、特に無電解めっきは、電気めっきと異なり、電流分布の影響がないので、複雑な形状の部分に均一なめっきが可能です。このような特性から、精密機械部品、精密金型、航空機部品などに適用されています。
 
優れた性能を示すめっきなので、適した発注の仕方をすれば、さらに性能を向上させることが出来ます。
では発注する際、どのような点を注意すればよいのでしょうか?

発注に際しての注意事項

優れためっきを適切なコストで発注するためには、十分な検討が大切です。
 
1. 目的
何の為にめっきを施すのか(どのような特性を製品に付与するのか)
 
2. めっきの種類
どのようなめっきを選びのか(金めっきか、銅めっきか、クロムめっきなのか)
 
3. 数量・納期
数量は何個(何g)で、ロット数は。納期はいつか
 
4. めっき膜厚
何μメートル指定か(製品の仕上げ寸法は)。ばらつきの許容度は。測定個所は。
 
5. 仕上げ状態
表面状態は光沢か半光沢か、それともつや消しか特殊な仕上げか
 
6. 材質
めっきに悪影響を及ぼす特殊な成分を多量に含有していないか。
焼入れや焼きもどしなどの熱加工は施されているか。
機械加工に使用した油の種類は。
 
7. 形状
治具取り付けを考慮した形状となっているか。エア抜き、液抜きの穴はあるか。
角部や凹部にRがついているか。液がしみ込む構造となっていないか。
 
 

環境にやさしいめっき技術

2009年8月13日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

説明めっきは、シアン化合物、クロム化合物、鉛をはじめとする重金属など有害な薬品を多く使用しています。また、めっき液は水溶液なので、排水中にはこれらの有害物が含まれます。
これにより、めっきはどちらかというと「公害の元凶」であると思われがちです。
しかしめっき業界では、他の業界に先駆けて早くから完全な排水処理を行ってきました。
 
めっき業界は他の業界に比べても、排水対策、公害対策を完全に行っていて、世界的に見ても日本のめっき業の排水処理対策が最も優れていると言われています。
シアン化合物を用いないめっき法、六価クロムを用いないめっき法などの代替技術も世界の技術をリードしている状況です。

めっき業界での完璧な排水処理

「川で魚が浮く」とめっき業界がぬれ衣をきせられているが、日本のめっき業界の排水処理は世界で最も優れていて、有害な薬品は完全に無害化しています。

 有害物質  処理法
 シアン化合物  次亜塩素酸ナトリウムによる酸化分解  無害化
 六価クロム  重亜硫酸ナトリウムによる還元処理  三価クロム
 重金属  凝集沈殿処理  沈澱
 
 

ニッケルめっきは縁の下の力持ち

2009年8月 4日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

電子部品 ニッケルめっきは、1830年代に発明された古いめっきであり、日本でも1892年に始められたと言われています。 初期は無光沢めっきが行われており、研磨して装飾的な用途としていました。
1950年代に光沢ニッケルめっきが行われるようになると、飛躍的に使用量が増えていきました。
現在は、各種の下地めっきとして、・装飾的な用途・電子部品などの機能的用途などに多く用いられています。
最初、ニッケルめっきは鉄素材上の銅→ニッケル→クロムめっきの中間層として多く用いられていました。
その後、耐食性の向上などの観点から、銅めっきに代わり半光沢ニッケルめっきが用いられ、半光沢ニッケル→光沢ニッケル→クロムめっき法(二重ニッケルめっき法)が主流になりました。
現在、装飾めっきの下地めっきとして、重要な役割を果たしています。
 

ニッケルめっきのまとめ

下地めっきとして装飾めっきから電子部品まで幅広く用いられている。
中間層のめっきとして耐食性を向上させる。
ワットにより開発されたワット浴に添加剤を用いて、様々な目的に利用している。
 
 

コンピューター作動にはめっきが不可欠

2009年7月24日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

基盤コンピューターなどに使われてる電子部品は機能めっきの代表的な
適用分野です。
さらに、先端技術として最も注目を浴びているコンピューターはめっき技術がないと作る事ができないというほどめっき技術が使われています。
 
コンピューターへのめっき適用例をいくつか紹介しましょう。
まず、コンピューターの心臓部であるICには、多くのめっきが用いられています。
ICを乗せるリードフレームには、シリコンチップとリードフレームの足の部分とがボンディングしやすいように金めっきや銀めっきが用いられています。
また、半導体デバイスの配線材料を従来のアルミニウムから、銅めっきを用いたダマシン法と呼ばれる方法に変えられICの心臓部までめっきが用いられるようになってきました。
そして、このICを搭載するプリント配線板は無電解めっきと電気めっきの特性をみごとに利用した製品です。

 
ノートパソコンなどには、電磁波シールドをする目的で、無電解ニッケルめっき、無電解銅めっきが行われています。
 
上記のように、コンピューターには数多くのめっき技術が利用されており、高密度化、低価格化を図り、高信頼性を得るためにめっき技術が寄与しています。
コンピューターにめっき技術が多く用いられていることは、外からは見えないので、案外知られていないところです。
 
 

硬さの高い工業用クロムめっき

2009年7月16日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

工業用クロムめっきは機械部品に最も多く用いられているめっきです。
 

工業用クロムめっきの特徴

・ 硬さがHv800から1000と高い
・ 耐摩耗性が優れている
・ 耐食性に優れている
・ 摩擦係数が低い
・ 離型性がよい
 

用途

小物 - ボルト・ナット・ねじ・歯車
中物 - 金型・シャフト・ピストン・切削工具
大物 - 製紙用ロール・機械ロッド・船舶用ロッド
 
ナット

工程

素地→研磨→予備脱脂→マスキング→治具取り付け→陽極処理(陽極エッチング)→クロムめっき→研磨
 

工業用クロムめっきのポイント

● 熱処理に比べて低い温度で加工できる
● 陽極の配置、遮へい板などノウハウが必要
● 素材とめっきの厚さに応じたエッチング処理が必要
 
 
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