高品質めっき加工の三鷹金属化工所:三鷹金属化工所は 公害の防止につとめ、電機、機械、電子部品の高品質めっき加工を行っています。 自社研究設備をそなえ、他社の追随を許さない画期的な新技術の開発は、三鷹・上田の両工場で実用化されています。
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効果的な脱脂

2009年6月11日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

現在の脱脂は、環境問題などから浸漬脱脂、電解脱脂などのアルカリ水溶液により行われています。
 

電解浸漬脱脂
・アルカリ性溶液で油脂をけん化して取り除く
・超音波を併用すると脱脂効果があがる
・銅、アルミニウムはあまり高いpHの脱脂浴が使用できない
 
電解脱脂
・水を電気分解すると陰極で水素ガス、陽極で酸素ガスが発生する
そのガスによる洗浄作用を利用する
・陰極で脱脂する方法を陰極電解脱脂、陽極で脱脂する方法を陽極電解脱脂と呼び、両方を交互に使用する方法をPR電解脱脂という

 
電解脱脂浴の比較
・陰極で脱脂するほうが陽極で脱脂するより洗浄効果が高い(水素ガスは酸素ガスに比べて2倍発生)
・陰極で脱脂すると水素脆性(水素が吸蔵されもろくなること)が起こりやすい
・陽極で脱脂すると金属を不動態化されやすくなる
・これらの長所短所を補う目的でPR電解脱脂を行う
 
 

脱脂の工程

2009年6月 9日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

油脂には、鉱物性油脂と動物性油脂があります。
 
鉱物性油脂は、溶剤脱脂を用いないと除去しにくく、従来はトリクロロエチレンなどの塩素系有機溶剤が使われていました。
しかしながら、オゾン層の破壊、塩素系有機溶剤の毒性などの問題から溶剤脱脂を使わず浸漬脱脂、電解脱脂などのアルカリ水溶液のみによる脱脂が行われるようになりました。
 

脱脂 【脱脂行程】
・ めっきする製品に付着している油、指紋などを取り除く
・ 油の種類により、とれやすさが違う
・ 浸漬脱脂、電解脱脂など複数の工程で脱脂する
・ 電解脱脂は仕上げ脱脂として使用する

脱脂行程は、めっきの密着性やピンホールを通じての耐食性などにも影響を及ぼす非常に重要な
工程になります。

めっきの密着不良の80%は脱脂不良といわれているので、脱脂浴の管理も十分行う必要があります。
 
 

めっきは前処理で決まる2

2009年6月 4日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

前処理不良は密着不良に繋がります。
金属表面には指紋やプレス油、研磨剤のような有機物層、金属により性質の違う酸化物層が存在します。
 

【実用金属材料の断面】

金属  
有機酸化合物層(表面)
酸化物層
加工変質層
非金属介在物
結晶粒界(深層)

この有機物層と酸化物層を完全に除去しないと金属と金属の金属間結合が形成されず、優れた密着性は得られません。
 
有機物層の除去は脱脂行程で行われますが、それぞれの汚れを除去しやすい溶剤脱脂、浸漬脱脂、電解脱脂により除去しています。
次に酸化物層の除去では、通常はその金属の酸化物を溶解させやすい酸を選択しています。
 
 

めっきは前処理で決まる

2009年6月 1日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

現在のめっき業界は、新しい素材の時代といわれ、多くの素材が開発されています。
例えば、軽量化のためにアルミニウム・マグネシウム・エンジニアプラスチックなどが使用されていて、これらの素材がそれぞれの目的で用いられるために表面の耐摩耗性や耐食性を向上させるべくめっきが必要となります。
 
そして、これらの素材にめっきするためには、その素材に合った前処理をしなければいけません。
 

【そのままではめっきできない素材】

素材 ・ 鉄合金
・ アルミニウム
・ マグネシウム
・ エンジニアプラスチックなど

【前処理時の注意点】

素材・ めっきする目的、用途、使用環境を把握しておく。
・ 素材の特性・組成・不純物など、材質の確認をしておく。
・ 熱処理の有無、その熱処理が大気中・真空中・不活性ガス中などの情報も確かめておくこと。
 
 
 

機械部品の耐摩耗性向上2

2009年5月29日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

二つの部品が接触しながら相対運動をすると、必ずそこに摩擦力が生じます。
 
この摩擦力を少なくするために、潤滑油や潤滑めっきが用いられています。
 
潤滑油を用いる方法として、工業用クロムめっきを行い、潤滑めっきとしてはテフロン粒子を複合させた複合めっきなどを施しています。
 
 
【工業用クロムめっきの利用分野と利用目的2】
  分野            適用部品          利用目的
 産業機械  織物・食品・印刷などの乾燥シリンダー・各種シリンダー・各種ロール・水圧ラム・バルブ・コンプレッサークランクなど  耐摩耗性・耐食性・多孔性・潤滑性・非粘着性など 
 検査工具
 切削工具
ヤスリ・フライス・マイクロメータ・リーマー・ブランクゲージ・リングゲージ・各種ゲージ・各種ドリル・タップなど
非粘着性・耐摩耗性・肉盛り再生・硬さ
など
 
  金型
ガラス用金型・プラスチック用金型・各種金型・バルブなど
 非粘着性・耐摩耗性・肉盛り再生など
 
 

機械部品の耐摩耗性向上

2009年5月25日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

機械部品は多くの金属材料が使われており、摩耗・腐食により消耗されています。
 
めっきすることで、耐摩耗性を向上させ、耐食性を良くするだけでなく、潤滑性・接着性・柔軟性・離型性・放熱性などの機能を付与し、めっきにより肉盛りを行い、寸法精度を向上させて、加工精度を上げる方法がとられています。
 
 
【工業用クロムめっきの利用分野と利用目的】
  分野            適用部品          利用目的
 自動車  クランクシャフト・同シャフトジャーナル・カム・シリンダーライナー・カムシャフトジャーナル・各種シャフト・ピストンリング・ピストンロッド・軸受など   耐摩耗性・潤滑性・多孔性・硬さなど 
 航空機
 船舶
クランクシャフト・同シャフトジャーナル・シリンダー・ピストンリング・ピストンロッド・バルブ・スライドチューブ・ピン・補助軸など  耐摩耗性・肉盛り再生・潤滑性
 多孔性など
 化学工業 ポンプシャフト・インペラ・各種塔槽
バルブなど
 耐食性・耐摩耗性
 
 

特殊鋼にめっき

2009年5月11日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

鉄 鋳鉄は通常の鋼材に比べ、炭素やケイ素の含有量が多く、電気めっきするうえでは密着不良などの問題が多く発生します。
 
鉄はもともと炭素含有量が多く、製品を酸処理すると鉄表面が溶解して
カーボンが残る(スマット)。
スマットがあるとめっきの密着性を阻害するので除去しなければいけま
せん。

特殊鋼上へのめっきの注意点

● 強い酸で処理するとスマット(すず状の物質、カーボン)が生じやすく、密着性を悪くする。
● ケイ素が多いケイ素鋼板はフッ化物でケイ素を取り除く
● 焼結合金は多数の穴があいているので、水洗いを十分にする。

 
 

プラスチックめっき

2009年5月 8日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

従来のプラスチックは、めっき等の表面処理によって、装飾的意味合いを主目的として金属化がなされていました。
今でも、装飾的用途例は多く、大半のプラスチックめっき工場がABS樹脂主体の装飾めっきを行っっています。

プラスチック[プラステックの特性]
・電気的特性に優れている。
・軽くて強い製品ができる。
・多種にわたる薬品に耐える。
・大量生産が可能である。
・着色自由である。など

     

上記のとおり、近年プラスチック素材は高機能化が急激に進められ、ABSを超えた、より高性能なエンジニアリングプラスチックスが多数開発されています。
これは、エンプラが金属素材にはない各種の機能を具備するとし、セラミックスと並ぶ最先端素材であるといえます。
 
エンプラへのめっきは必然的にエンプラの性能・特徴をさらに高度に生かし表面処理するものとして注目を集めています。
 
 

セラミックス

2009年5月 6日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

セラミックスを簡単に表現すると、粘土を焼いた全ての製品(窯業製品)のことをセラミックス(Ceramics)と呼びます。mekki005.jpg
また、ガラスやセメントのような炉中でつくる製品も含めます。

セラミック製品は種類がきわめて多く、天然原料を主体に用いた従来のセラミックスを伝統セラミックスといい、粘土を用いないものを非粘土セラミックス、粘土や酸化物を含まないファイン・セラミックスを非酸化物セラミックスといいます。
これらの素地の出現と同時にその物性が解明され、さらにそれに見合った用途が明らかにされてテクニカル・セラミックス(産業用品)が多く製造されるようになりました。


このセラミックスのうち、組成・組織・形状や製造工程を精密にコントロールし新しい機能や特性を持たせたものをニューセラミックスと呼ばれています。

ニューセラミックスは、エンプラと共に最先端の非金属素材として、さまざまな分野での応用が期待されています。
中でも、セラミックス自体のもつ、すぐれた電気絶縁性や高周波特性、耐熱性、あるいは熱伝導性などの諸特性が、電子部品や半導体部品が必要としている諸条件にマッチしていることもあって、その応用例は各種基盤や電極など急速に拡大していて大市場への兆しをみせています。
 
 

焼付塗装

2009年5月 4日 高品質めっき加工の三鷹金属化工所 |

mekki004.jpg焼付塗装とは、主にアルミ・鉄・真鍮・ステン・亜鉛ダイキャスト・アルミダイキャストなどの金属を、140℃~200℃で焼付乾燥し、塗料はメラミン・アクリル等で行います。
金属によっては100℃以内の乾燥温度でないと変形してしまう場合も
あります。
 
 
主に装飾めっきの変色防止・表面保護・耐食性の向上の目的で行われています。
一般的に焼付乾燥をする方が硬度や耐薬品性にも優れます。


 

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